満足できる注文住宅を建てるコツ!間取り決めは「自分の好み」をぶつけよう
注文住宅の魅力は、自分の好きな家を建てられることです。
しかし、注文住宅を購入する人の多くは、生まれて初めての家づくり。
住宅の間取りやデザインについての要望があいまいなので、担当者へうまく自分のイメージを伝えられず、家づくりに後悔してしまうことも少なくありません。
そこで今回は、自分の好みを知る方法を覚え、満足できる注文住宅を建てるコツをご紹介します。
この記事の目次
注文住宅のプランづくりでは「自分の好み」が一番重要
注文住宅のプランづくりで最も大切なのは、「こういう家にしたい」「あんな暮らしがしたい」といった希望や要望、つまり自分の好みをハウスメーカーへ伝えることです。
しかし、政府の調査資料によると、注文住宅を購入する理由は「信頼できる住宅メーカーだったから」「一戸建てだから」「新築住宅だから」がトップ3。(※1)
意外かもしれませんが、注文住宅を購入する人の中には、「どういう家にしたいか考えがつかない」「何でも良い」という状態で住宅のプランを相談する人が少なくないのです。
とはいえ、購入者の好みや希望が伝えられないと、いくらプロの営業マンでも完全に好みに合った仕様の提案はできません。
漠然としたイメージを形にするために、注文住宅ではデザインや間取りの指針となる「自分の好み」を知っておく必要があるのです。
(※1)政府統計の総合窓口(e-Stat):2017年度 住宅市場動向調査 経年変化比較表(注文住宅)
https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&query=%E4%BD%8F%E5%AE%85&layout=dataset&stat_infid=000031704020
「自分の好み」を知る方法
自分の好みがわかっていると、注文住宅のプランづくりをする際「こういう家にしたい」と資料を提示できます。
担当者との間でイメージを共有できれば、イマイチな提案をされることもありません。
住宅情報誌を読む
手っ取り早く自分の好みを知る方法としておすすめなのが、住宅情報誌を読むことです。
住宅情報誌には、各ハウスメーカーのこだわりや建築事例等がたくさん載っています。
なかには不動産の基礎知識をまとめている号もあるので、何冊か読みあさっていけば、不動産購入に役立つ知識もついて一石二鳥です。
メーカーや工務店などのサイトを見る
ハウスメーカーや工務店のサイトをチェックすれば、無料で何千棟ものデザイン例を参考にすることができます。
住宅について希望がない、よくわからないという人は、大量のデザインや間取りを眺めてみて、良いと思ったものを記録しておきましょう。
「現在の住まい」の不満点を書き出してみる
意外と忘れがちなのが、現在の住まいに感じている不満点から、自分の理想を見つけること。
・キッチンが狭い
・浴室が寒い
・リビングに吹き抜けが欲しい
といった不満点を解消すれば、自然と「今の住まいより暮らしやすい住宅」の間取りやデザインが完成するでしょう。
完成見学会へ参加する
先ほどご紹介した住宅市場動向調査でも、建築会社の情報収集方法として断トツだったのは、「住宅展示場の見学」でした。(※1)
注文住宅に関する自分の好みを知る方法として、もっともおすすめなのが完成見学会への参加です。
百聞は一見にしかずというように、実際に自分の目で見て体験すれば、「この間取りは使いやすそう」「自分ならこうしたい」といった希望が出てきます。
実際に家を建てられた方のこだわりなども見ることができますので、自分では気づかなかったけど参考にしたいというようなことも見つけられますよ。
まとめ
要望をどこまで実現できるか、もっと使いやすい間取りはないかといった細かい調整は、住宅のプロである注文住宅会社の仕事です。
あれこれと思い悩む必要はないため、注文住宅を購入するなら、デザインや間取りの土台となる「自分の好み」をはっきり伝えられるようになりましょう。
ただ、画面越しの情報だけではわからないことも多くあります。
住宅情報誌やインターネットである程度情報収集をしたら、実際の間取りを確かめるために完成見学会へ参加してみましょう。
サイト内でも完成見学会の情報を紹介していますので、是非参考にしてみてくださいね。
この記事へのコメントはありません。