注文住宅を建てる前に必見!「家事が楽になる間取り」のヒント集

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建て売り住宅にはない間取りや家事動線を実現できるのが、注文住宅の魅力です。
しかし、こだわり過ぎた結果、
「リビングを広くするために収納スペースを減らしたものの、物をしまうために移動が大変…。」
「脱衣所で部屋干しできるようにしたものの、いざ使ってみると邪魔になっている。」
など、自由度の高さが裏目に出て、実際に住んでみたら家事をしづらかった…という失敗をしてしまう人も。

そこで今回は、収納・料理・洗濯が楽になる間取りのヒントをピックアップしました。間取りについて悩んだときは、ぜひ参考にしてください。

収納が楽になるヒント

注文住宅を建てる前に必見!「家事が楽になる間取り」のヒント集1

・食料品をストックしたい人におすすめのパントリー

普段から食料品や調味料の予備を持っておきたい人や、仕事や家事が忙しいため週末などに食料品をまとめ買いする人は、キッチンのすぐ近くにパントリーを作りましょう。0.5畳程度の広さでも、食品専用の保管庫があるとかなりの量を収納できます。
また、ひと目でどこに何があるのかを判別しやすく、荷物の出し入れもしやすいのがパントリーのメリットです。パントリーの広さに合わせて可動式の棚等を作ってもらえば、間違ってサイズの合わない棚を購入する心配もありません。

ちなみにパントリーの失敗談として、「広く作りすぎて小さい食品が奥に行って取り出しづらい」「大して食品を買わないのにおしゃれだと思って作ったら使わなくなってしまった」といったようなケースも。こういったことを防ぐために、パントリーがどのようなものなのか、実際に実物をみて家族の生活スタイルに合うのか、検討をしましょう。

・シンクの下にゴミ箱を収納できると便利

キッチンの配置を考える際、忘れがちなのがゴミ箱用のスペースです。
動線上にゴミ箱があると家事の邪魔になりますし、かといってキッチンから離れたところにゴミ箱を置くと調理中に出たゴミをすぐに処分できません。
そこでおすすめしたいのが、シンク下の活用です。
シンク下に空間を作ってゴミ箱を収納すれば、ほとんど動かずにゴミを処理できます。シンク下を潰す分、収納が減ることが気になる場合は、別途、可動式の吊戸棚等を作りましょう。可動式の吊戸棚は、重い鍋などもかがむことなく取り出せるため、便利です。

ただし、シンク下のゴミ箱を使うときにはニオイ対策は忘れないようにする必要があります。
ゴミ箱はこまめに洗う必要がありますので、キャスター付きのゴミ箱や、軽いゴミ箱を選び、洗いやすさに着目して選ぶことをおすすめします。

・リビング収納でリビングのデッドスペースを活用しよう

一戸建てを購入すると、1日の大半をリビングで過ごすことになります。
収納のないリビングは、ちょっとした荷物も出しっぱなしにするしかないため、細かい部分で不便です。
デッドスペースであるリビングの隅や、家具を置いていない壁面などを利用して、掃除道具・ティッシュ・救急箱・DVDなどを収納するスペースを作りましょう。

料理を楽にするヒント

注文住宅を建てる前に必見!「家事が楽になる間取り」のヒント集2

・コンロはメンテナンスが簡単で安全性も高いIHを採用する

利便性を考えるのであれば、キッチンのコンロは電気式のIHクッキングヒーターがおすすめ。
「IHは火力が足りないんでしょ?」と思う方も多いのですが、実はそんなことはありません。
IHが登場した頃の製品は火力が弱いものが多かったものの、現在主流となっている商品は火力が上がり、火力不足で悩むこともなくなっています。ガスコンロでは微妙な火力調整でイライラすることも多いかと思いますが、IHはボタンを押すだけで細かい火力調整もできますので、超弱火から強火までお手軽にできるのも魅力ですね。
また、ガスコンロと違って天板がフラットなので、料理中に油やタレが跳ねても簡単に掃除ができます。炎が出ないため小さな子供がいるご家庭でも安心です。コンロを使っていてもキッチンの温度が上がりづらいことから、夏場に料理をしていてもあまり暑くないという強みもあります。

・食器洗い乾燥機を設置すれば面倒な皿洗いも自動化できる

注文住宅のキッチンを設置する際、ぜひ導入してほしいのが食器洗い乾燥機です。
食器洗い乾燥機をつけていれば、家事の分担で「食器洗いは主人の担当なのにやってくれない」「洗ってはくれるけど仕上がりが汚い」と苛立つ心配もありません。しかし、後から設置できる食器洗い乾燥機は、意外と大型で場所を取ります。
キッチンの利便性や見た目を損なってしまう可能性を考えると、最初から設置場所が確保されているビルトインタイプがおすすめです。

洗濯を楽にするヒント

注文住宅を建てる前に必見!「家事が楽になる間取り」のヒント集3

・洗濯機と物干し場は近ければ近いほど洗濯が楽になる

洗濯機が1階で物干し場が2階にあるなど、それぞれの距離が離れていると日々の洗濯が大変です。濡れて重たくなった洗濯物を無理なく移動できるように、洗濯機と物干し場はできるだけ近くに配置しましょう。なお、物干し場を庭などに用意する場合は、洗面所から庭への動線も重要です。
廊下やドアの幅が短いと、洗濯カゴを抱えたままスムーズに移動できません。洗面所から物干し場までは、十分な広さを確保しましょう。

・大型収納を使って服を畳む作業から開放されよう

家族共用の大型収納を作って大量のハンガーをかけられるようにしておけば、ハンガーにかけて乾かした衣類をそのまま収納できて便利です。「洗濯物を洗う」「洗った洗濯物を乾かす」「乾いた洗濯物を畳んで収納する」というステップを減らせば、その分、時短になります。

・部屋干しスペースや浴室暖房乾燥機があると雨の日も安心

洗濯機をおいた部屋の近くに、部屋干し用のスペースを用意しましょう。雨の日でも気兼ねなく洗濯できますし、他人の目に触れさせたくない洗濯物をいつでも乾かせます。
ここで注意することが脱衣所に部屋干しスペースを設置する場合。
冒頭で紹介したように、脱衣所に設置をしたらお風呂や洗面で使うときに邪魔になってしまっているというケースは少なくありません。そのため、部屋干しやその他の家事も行うための専用スペースを作って解決するという方法も。
部屋干し用のスペースを用意する余裕がない場合は、浴室暖房乾燥機の設置もおすすめです。洗濯だけでなく冬場の風呂掃除も楽になりますし、入浴前に暖房を使えば、冬場のヒートショック対策にもなります。

まとめ

注文住宅を建てる前に必見!「家事が楽になる間取り」のヒント集4
カタログや間取り図をみて、「パントリーの広さ」「キッチンの高さ」「洗面所から物干し場までの移動のしやすさ」をイメージできていると思っていても、実際には思っていたことと違っていたという方は少なくありません。自分自身のイメージと実際の使い勝手が異なっているということは多くの方が経験し、後悔をされています。
注文住宅の間取りは、実際に見て手で触れて、初めてわかることが少なくありません。自分や家族があとから後悔することをなくすためにも、一度完成見学会やモデルルームに足を運ばれることを強くおすすめします。

実際にどんな間取りが使いやすそうなのか、家具が入った場合はどのようになるのか、こういったことを、実物をみて確認しましょう。完成見学会の情報は当サイトでもお伝えしていきます。

ハウスピッカーの完成見学会情報一覧はこちらから

実際に住宅を建てられた方の家をみて、自分の家族が住んだときに家事が楽になる間取りを考えましょう。

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