注文住宅の間取り図

注文住宅の間取りサンプル集!!間取り図の作成とポイントを知ろう!!

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注文住宅の間取りを決める時には、考えなければならないことがたくさんあります。
しかし、家族が望む要素を盛り込みながら間取りを考えるのは実は難しく、なかなかまとまらないケースも少なくありません。
特に、玄関・ドア・窓の位置・家具家電の配置などを踏まえると、余計時間がかかってしまうでしょう。
そこで今回は、間取り図を作成する際のポイントについてご紹介します。
間取りについては別記事でも特集を組んでいますので、そちらも併せてご覧ください。

間取り作成する前に

まず、注文住宅の間取りを作成する前には、必要な部屋を決めて、ゾーニングをしましょう。
そうすることでスムーズに間取りを作成することができます。

必要な部屋とは?


必要な部屋というのは、注文住宅を建てる際に家族で話し合った結果、家に求めている部屋数のこと。玄関や収納、バルコニーも含まれます。
一般的な住宅の場合、以下が基本になるようです。
・玄関
・ホール・廊下
・リビング
・ダイニング
・キッチン
・洗面所
・浴室
・トイレ
・寝室
・和室
・子供部屋
・書斎
・階段
・収納部屋・納戸
・ポーチ
・バルコニー

ゾーニングとは?


ゾーニングは家の必要な部屋だけでなく、部屋の中で付けたい機能や動線を考えるための作業のことを言います。
大まかに範囲を丸で囲い、位置関係を書いていくことで初期設定ができます。
つまり、玄関が家のどの位置に来て、廊下からつながる部屋はどこなのか、水回りの位置はどうするのかなど、具体的な位置を決めていく作業のことです。

この時、階段の位置をしっかり決めておかないと、後で2階部分の間取りが思うように決められない可能性があります。
先に2階のゾーニングをした後に1階部分のゾーニングをするのも方法の1つでしょう。
必要な部屋がすべて把握できれば、それを基にゾーニング作業を行い、具体的な間取りを決めていくことができます。

間取り図を作成する方法

実際に間取り図を作成する場合、方眼紙や方眼ノートで作成する方法と、エクセルで作成する方法とがあります。

方眼紙で間取り図を作成する方法


必要な部屋を基にゾーニングが完了したら、方眼紙や方眼ノートを使って細かく書き出してみましょう。
注文住宅も間取りは、1マスを1坪(畳二畳分)と仮定して書くのがおすすめです。

すでにゾーニングができているので、それを基に大体のスペースを決め、ノートに書き込んでいきます。
光を多く取り入れるには、南側に部屋を配置すると良いでしょう。
南側から光を入れると、明るい部屋になります。
また、部屋のドアの位置もしっかり検討する要素の1つです。どこから部屋に入るのか、ドアの開き方を考えて決めていくのがポイントです。

エクセルで間取り図を作成する方法


パソコン操作が得意という方は、エクセルを使って間取り図を作成することもできます。
エクセルで作成する場合は、まずは行と列を選択して1つのセルの横幅・高さを同じ大きさに統一しましょう。
こうすると、全て正方形で同じ大きさに調整されるので、間取り図を作成しやすくなります。

完成したゾーニングを基にセルに部屋名を入れていきます。
1つの部屋に複数のセルが必要な場所には、セルを結合することで綺麗に作成できるでしょう。
書き込みを終えたら罫線を入れます。
続いて、玄関ドア・部屋のドアをそれぞれ「挿入・図形ボタン」をクリックして書き足していきます。
エクセルで間取りを作る場合はやり直しも簡単なので、修正があった場合も便利です。

間取りを決めるポイント

注文住宅の間取りを決める際に、使いやすさを重視する方も多いのではないでしょうか?
間取りに使いやすさ取り入れると、水回りの動線が改善され、ライフスタイルに合った作りにすることができます。

水回りを使いやすくするには


キッチン・洗面所・浴室・トイレなどのような水回りは、できるだけ1ヶ所にまとめることで、家事動線を短くすることができます。
生活動線と家事動線を分けて考えると、利用集中が起きたときにも使い勝手の悪さを感じることなくスムーズに行き交うことができるでしょう。
そのためには、キッチンや洗面室の出入り口を2ヶ所設け、トイレの位置を家事動線から少し外すという工夫も必要です。

階段の位置


近年では、家族間のコミュニケーションを意識してリビングに階段を設けている注文住宅も増えています。
他にも、従来型であるの玄関ホールから続く階段、玄関からリビングに入ってすぐの階段など、階段の位置にもいくつかのパターンがあります。
動線の独立性が全くないリビング階段は、子どもが小さなうちは良くても、大きくなるにつれてお互いのストレスになってしまうこともあるでしょう。
しかし、玄関から2階に上がるときに家族とコミュニケーションが取りやすいというメリットもあります。

では、リビングに入ってすぐの位置にある階段から2階に上がるような位置に階段を持ってくればどうでしょうか?
リビングに入ってすぐ階段に上がれることで、コミュニケーション性とプライバシー性がどちらも保たれていると言えます。
このように、それぞれの配置のメリット・デメリットを踏まえ、どのような間取りが自分の家庭に合っているのかを考えながら決めていくことが大切なのです。

住宅メーカーや建築士に間取りのサンプルを依頼


住宅メーカーや建築士に依頼すると、家族構成や土地の敷地面積を踏まえて、間取りのプランの提案と間取りのサンプルを出してもらうことができます。

事前の準備が重要

しかし、前述のような方法で予め間取りの大まかな希望や各部屋の配置を決めておくと、よりスムーズになることもあるでしょう。
ただ、自分で考えたプランでは、採光や風の流れ・コンセントの位置・西日対策・排水計画などがしっかりと確認できていないことも多いです。
注文住宅の場合、契約する前に、間取りを細かく提案して、家族の優先順位や周辺の環境に合う具体的なプランニングが可能になります。

立体的に確認

また、間取りのプランニングではサンプル模型のような形でネット技術を駆使した図を見ることもできます。
実際に外観や構造なども立体的に確認することができるため、注文住宅の購入の際にもイメージを膨らませやすくなります。

また、違った目線から要望を追加することもできるようになるといったメリットもあります。
サンプルを提供している住宅メーカーや建築士も増えてきているため、間取り図のサンプルを見て1つの判断材料にしたいという方にとっては非常に役立つことでしょう。
3D技術を使って、家具付き立体間取りサンプルを作成してくれる所もあるため、自分で間取りを作成する以上に様々な方向から間取りの工夫をすることができます。

外装も含めて家族で確認

外装に至っては、実際のカラーサンプル画像などで確認しながら微調整できるます。
ご自身の持つ外装のイメージと違う場合は、納得がいくまで相談に乗ってもらえるというのも大きな特徴です。
注文住宅を建てる際に間取り決めで家族の要望を出し合うと、まとまらなくなってしまうケースが多々あります。
どうにか間取りができても、1階と2階の階段の位置がずれている場合もあり、家具家電の位置次第で使い勝手が大きく変わってしまうこともあるでしょう。
間取りのサンプルをつかうことで、要望がまとまらない状態でも様々な視点から見て細かく変更することができるのです。
生活のしやすさ、使い勝手の良さなどを十分に考慮した上で、間取りを決めていくことが大切です。

まとめ

今回は、間取り図を作成する方法や間取りを考える際のポイント、間取り図サンプルを見るメリットなどを紹介してきました。

方眼紙やエクセルを使えば、誰でも簡単に間取り図は作成することができます。
その間取り図を基に、住宅メーカーや建築士に間取りのサンプルを作ってもらえば、プロの視点から見た新たな発見をすることもできるでしょう。
しっかりと計画しながら、快適な注文住宅を建てられるよう準備することが大切です。

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