理想の注文住宅を建てよう!キッチンづくりのポイントをご紹介

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注文住宅を建てるにあたって、キッチンにこだわる人は多いです。
しかし、使いやすいと感じるキッチンの仕様は人それぞれで異なります。
理想だけを追い求めた結果、「おしゃれだけで使いづらい」キッチンにしてしまっては意味がありません。

注文住宅のキッチンは、理想と実用性のバランスが大切なのです。
そこで今回は、使いやすいキッチンをつくる上で押さえておきたい、5つのポイントをご紹介します。

POINT1.家事動線に合わせてキッチンの配置を考える

理想の注文住宅を建てよう!キッチンづくりのポイントをご紹介1
キッチンは、
・作業スペース
・シンク
・コンロ
の3つを組み合わせた設備です。

また、必要最低限の家電として、キッチンには冷蔵庫を置く必要もありますよね。
I型キッチンでもペニンシュラ型キッチンでも、はたまたアイランド型のキッチンでも、これら4つを家事のしやすい場所に配置するのがキッチンづくりの基本です。

そして、4つの配置を考える際にポイントとなるのが家事動線。
家事動線といっても、難しいことを考える必要はありません。
普段自分がどのようにキッチン内で料理をしているのかを思い浮かべて、紙などへ書き出しましょう。
後は、自分の行動順に合わせて4つの設備を並べていくだけです。
冷蔵庫から食材を取り出し、シンクで野菜などを洗い、作業スペースで調理をしてからコンロを使う人なら、冷蔵庫→シンク→作業スペース→コンロの順に並べれば使いやすい配置になります。
配置に従って移動するだけでスムーズに準備から料理、盛り付けと後片付けまでできる配置にすれば、どのようなタイプのキッチンを選んでも家事のしにくさを感じることはありません。

POINT2.冷蔵庫はキッチンの入り口側に置く

理想の注文住宅を建てよう!キッチンづくりのポイントをご紹介2
冷蔵庫はできるだけキッチンの入り口側に置くのがおすすめです。
キッチンにある設備の中で、冷蔵庫は家族全員が使います。
夏場なら冷やした飲み物やアイスなどを冷蔵庫から頻繁に取り出すことになりますし、小腹が空いて冷蔵庫の中を確認する場合もあるでしょう。
冷蔵庫は家族全員が頻繁に利用する家電なので、キッチンの奥まった場所に置いていると、料理中に家族がやってきたときお互いが邪魔になってしまうのです。
とくに、対面キッチンを採用していて、リビングを広くするためにキッチンの通路幅を狭くしている場合、冷蔵庫が奥にあるとすれ違うのが大変になります。
包丁や火を扱っていれば怪我や事故がないよう注意する必要がありますし、生肉などを扱っているときは家族の代わりに飲み物などを取ってあげるわけにもいきません。

また、キッチンの奥に冷蔵庫を配置すると、買い物帰りに食材を収納しづらいという問題もあります。
そもそも、通路の幅と冷蔵庫の横幅次第で搬入できない可能性もあるため、冷蔵庫は入り口側に置く方が楽です。
ただ、「キッチンの奥から手前へ移動するレイアウトの方が家事をしやすい」タイプの人もいます。
その場合は、I型キッチンやL型キッチンを壁沿いに設置するなどして、冷蔵庫を入り口側に置きつつキッチンの使い勝手を確保しましょう。

POINT3.勝手口をつくってゴミ出しや洗濯の負担を楽にしよう

理想の注文住宅を建てよう!キッチンづくりのポイントをご紹介3
キッチンの使い勝手を考えるうえで、ぜひ設置してほしいのが勝手口です。
キッチンでは、日々食品のパッケージや生ゴミなどが出るため、定期的にゴミ出しが必要になります。
キッチンから直接外へ出られない場合、重たい生ゴミを持って玄関まで移動するしかありません。
ゴミ袋を持って家の中をうろうろするのは衛生的ではありませんし、途中でゴミ袋が破れてしまう可能性もあります。

しかし、キッチンに勝手口があれば、キッチンやリビングのゴミを気軽に外へ出せます。
勝手口がゴミ捨て場の近くにあればゴミ出しの手間も軽減できますし、庭に大きなゴミ箱を置いておけば、資源ごみやダンボール等を溜めておくこともできます。
キッチンに勝手口があると、洗濯物を干すのが楽になるのもポイントです。
大抵の場合、洗濯機は洗面所に設置します。浴室や洗面所とキッチンを近づけておけば、濡れた洗濯物を物干し場まで持っていく重労働を必要最小限の移動で済ませられるでしょう。

POINT4.キッチンはシンプルなI型やペニンシュラ型がおすすめ

理想の注文住宅を建てよう!キッチンづくりのポイントをご紹介4
キッチンの種類で悩んだときは、シンプルなI型や、I型キッチンの端が壁にくっついたペニンシュラ型のキッチンがおすすめです。
理由は、作業スペースとコンロ・シンクが一直線に並び、調理がしやすいからです。
どうしても変わったタイプのキッチンにしたい、そちらの方が使いやすいという確信がない限り、キッチンはシンプルなタイプを選んだ方が失敗しません。
とくに、対面キッチンの中でも人気のあるアイランド型は、カウンターテーブルなどがなく、来客時にキッチンの中や手元が丸見えになってしまうことから、設置後に後悔する人が多いです。
また、左右どちらからでもキッチンへ入れるので、小さな子供がキッチンへ入れないように設置する、ベビーゲート等を固定しづらいという弱点もあります。

POINT5.キッチンの収納には余裕を持たせよう

理想の注文住宅を建てよう!キッチンづくりのポイントをご紹介5
キッチンの収納は必ず充実させましょう。
注文住宅を購入後、広々としたキッチンに購入意欲を刺激されて調理器具を増やす人は多いものです。
収納が足りないと、「毎日使うわけではないけど、たまに使う便利な調理器具」がキッチンにあふれてしまうことになりかねません。
インスタント食品や大型の調理器具等をストックする場合は、収容量の大きなパントリーを用意するのがおすすめです。

また、キッチンに隣接しているリビングに収納をつくり、使用頻度の低い食品や調理器具を片付けておくという手もあります。
ペニンシュラ型のキッチンなら、リビング側に向いたコンロの目隠し部分に飾り棚をつくると、良く使う食器等を収納できて便利です。

まとめ

理想の注文住宅を建てよう!キッチンづくりのポイントをご紹介6
洗濯や掃除に比べて、料理や洗い物には時間がかかります。
1日の中で長い時間を過ごすキッチンづくりでは、見た目よりも実用性重視がおすすめ。
ただし、例えば1度もアイランド型のキッチンを使ったことのない人が、アイランド型のデメリットを理解するのは簡単なことではありません。理想と現実のバランスを取るためにも、本当に理想のキッチンが自分にとって使いやすいものなのか、実際に目で見てみることも大切です。

各企業では完成見学会という実際に建てられた方のお家を見学できるイベントを行っています。
そこで、実際に自分にとって使いやすそうなキッチンかどうかを目で見てみることをおすすめします。
このサイト内でも各会社の住宅完成見学会の情報をまとめていますので、ぜひ理想の家づくりのための参考にしてみてくださいね。

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